矯正前の鍼治療
こんにちは昨日、今日と風が強くて大変ですね色々なものが飛ばされています。思わぬところで、お怪我などされない様にご注意下さいね
「姿勢矯正」や「産後の骨盤矯正」などでも痛みが強い場合には、まず今ある痛みを取る為に、鍼治療をお勧めする場合があります。皆さん、よく勘違いされているのが「腰の骨が痛い」「首の骨が痛い」「肩の骨が痛い」などという事です。骨は元来、痛みを感じません。骨の回りの筋肉が歪みで強く引っ張られたり、筋膜が傷んだりして痛みを発するのです。
痛みが強いという事は、筋肉や筋膜が硬くなったり、強く引っ張られたり、炎症を起こしているという事なので、まずは矯正する前に、そこの筋肉を緩めてあげる治療をします。筋肉を緩めてあげた後に正しい位置に矯正した方が効果的な場合もあるのです。
基本的に「肩こり、腰痛」などは歪みを取って、骨格を正しい位置に矯正する事で根本的に改善され、「こりや痛み」が出にくい身体になっていきます。そして根本的に改善する為には、やはり3カ月位の期間が必要になります。ですが、筋肉が硬くなり過ぎたりしていると正しい矯正が出来にくい為、鍼や超音波で筋肉をほぐし、今出ている痛みを取り除きます。
筋肉は必ず関節をまたぐ様に付いています。イメージ的に「手を動かす」というと、脳から「手の骨」に「動け」という指令がいって「手が動く」という感じではありませんか?でも実際には骨は動きません。脳から「筋肉」に「動け」と言う指令が届き、筋肉が伸びたり縮んだりする事で「手が動く」のです。
当院の鍼治療は、筋肉や筋膜にアプローチする「トリガーポイント鍼療法」ですので、硬くなった筋肉や傷んだ筋膜には非常に効果的です。又、「今ある痛みを取り除き、根本的に痛みの出にくい身体にする」には、鍼治療後の矯正が早道だったりします。
あなたのその痛みも、根本から改善出来るかもしれません。あきらめる前に、是非一度ご相談下さい(^-^)